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カロリーから考えるダイエット、ホントにそれで大丈夫?

これを知らなきゃダイエットは始まらない!? 次のうち〇〇なのはどれ?

 

人と会うことが元に戻りつつある今日この頃です。以前のように食事や飲みの席が増えてくるといろいろ気になってきますよね。ダイエットに役立つ豆知識について、カロリー面を中心にご紹介します。

 

 

そもそもカロリーって?

 

ダイエットを意識するとき、まず気になるのはカロリーです。スーパーやコンビニはもちろん、カフェやレストランのメニューにも、今は必ずといっていいほど明記されています。ではカロリーとは何を表しているのかご存知でしょうか。

 

もともとは熱を意味するラテン語calorを語源とする言葉で、1カロリー(cal)は1gの水を1℃上昇させるために必要な熱量(=エネルギー)のことをいいます。食品関係では、単位としてkcal(キロカロリー)を主に使用していますから、1kcalとは水1Lを1℃上昇させるために必要なエネルギーということになります。

大変単純な考え方になりますが、食事などから得たカロリー(摂取カロリー)から生命維持や消化、日常生活、運動などで使ったエネルギー(消費カロリー)を引いた答えが、プラスなら太るしマイナスなら痩せる、ということになります。

 

 

みんな大好き麺類のカロリーを比べてみよう

 

のど越しの良さと手軽さ、安価であることもあって、ランチでもおなじみの麺類。ひと口に麺類と言ってもいろいろありますよね。では、麺類のカロリーって、一体どれくらいなのでしょうか。

乾麺100gあたりのカロリーを種類別に見てみると次のようになります。これだけで見るとあまり差が無いように感じられます。

 

  • うどん 348kcal
  • そば 344kcal
  • パスタ 378kcal
  • そうめん 356kcal

 

うどんやそば、そうめんなどは、麺とつゆ、薬味だけで食事として成立してしまいますから、カロリー的にはここからあまり変わらないでしょう。ただし、栄養バランス的には肉類や卵などを足すことでより整った食事メニューになります。

また、パスタに関してはバターや油で調理したり、クリームなどを加えたりすることでカロリーが高くなりがちですので、麺の量を減らして、きのこ類や野菜をプラスするなどの工夫が必要になります。

さらに手軽なカップ麺の場合は種類が多くてカロリー比較が難しいですが、麺を一旦揚げているものも多く、スープを飲み干すと高カロリーに、さらには塩分過多にもなります。栄養面ではトッピングを工夫することで少しでもバランスを整えるのがよいでしょう。一般に、カップ麺は炭水化物が中心で、脂質、たんぱく質が少量含まれていることが多いので、不足しがちな食物繊維を補ってみましょう。簡単おススメ食材はカットわかめです。海藻には食物繊維が豊富ですので、乾燥わかめなどを利用すると手軽に補給することができます。

 

 

お酒を飲みながら食べるなら

 

食事会などの席ではたくさんの料理が並びます。カンパーイ!の掛け声のあとグイっとひと口。さてどの料理から手をつけますか。ついついガッツリメニューに手を出したくなるところですが……。

お酒のおつまみは、肉類などのたんぱく質や揚げ物などの脂質、麺やご飯ものの炭水化物が多くなりがちです。カロリーはどうしても高くなってしまいますので、野菜や海藻類、きのこ類の料理も意識して食べてみましょう。

最初の一品には生野菜や枝豆、魚なら刺身がおススメです。刺身はちょっと意外な気もしますが、調理していないため基本的には素材のカロリーだけになり、カロリーを抑えることができます。どうしても肉類を最初にということであれば、他の肉類に比べてるとカロリー控えめな、焼き鳥(塩)がおススメです。

おつまみと言えばナッツもおなじみですね。いろいろな種類のナッツがありますが、20gあたりのカロリーは次のとおりで、種類ごとにあまり大きな差はありません。ナッツは栄養豊富ですが脂質が多い食品ですので、少量を楽しむ程度にしておきましょう。また、味付けされていない素焼きタイプの無塩無油のものがよいでしょう。

 

 

尚、代表的な豆類100gあたりのカロリーは以下のようになっています。

 

  • ピーナッツ 117 kcal
  • アーモンド 122 kcal
  • くるみ 135 kcal
  • カシューナッツ 115 kcal
  • ピスタチオ 123 kcal
  • マカダミアナッツ 144 kcal

 

 

糖質オフ、糖質ゼロのビールならたくさん飲んでもいいの?

 

糖質オフや糖質ゼロを謳ったビールはすっかり一般的になりました。それぞれどのような違いがあるのでしょうか。

 

 

糖質オフ

 

基本的には100mlあたりの糖質が2.5g以下のものをいいます。

糖質○○%オフという表現になるため、○○に入る数字が大きくなることもあります。その数字に気を取られがちですが、ベースになっている商品の糖質が高いとおのずとオフ率は高くなります。気にするのであれば糖質の量を確認しましょう。

 

 

糖質ゼロ

 

100mlあたりの糖質が0.5g未満のものをいいます。

全く無いという意味での0というわけではないので、たくさん飲めばその分糖質を摂ることになりますね。また、もともとアルコールに弱い人が飲むと酔ってしまうこともあります。

 

 

まとめ:本当のカロリーを知ることは大事

 

糖質オフやゼロではない、いわゆる普通のビールの糖質が3.0g程度であることを思えば、ビールが飲みたい人にとってはこうした製品はうれしいものなのかもしれません。しかし、完全に糖質が無いわけではありませんので、それなりのカロリーはあります。

また、食品にも糖質オフや糖質ゼロの表示がありますが、必ずしも「本当にゼロ」ではないことにも注意したいものです。外食をするならば、調理済でのカロリーもきちんと確認する習慣をつけましょう。

それぞれの特徴を知って、上手に利用していきたいですね。

 

 

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