こちらの「アップデートメニュー」では、皆さんの各種リテラシーをアップデートし実行動をサポートするさまざまなメニューを紹介しています。
ところで、「介護」に対するリテラシーには以下の“3つの段階”があると考えられますが、皆さんは今どの段階に当てはまるでしょうか?
該当すると思われた”段階”に関連する 《おすすめのメニュー》 をご選択ください。
段階1:その大変さを実感あるいは想像できているか?
介護ほどその対策へのニーズに差があるものは無く、近親者に要介護者がいることで苦難苦労を如実に実感している方と、まだどこか他人事である方の差が歴然です。
たとえば、40代、50代であれば、がんの場合は「“自身”の健康のこと」としてイメージやすい一方で、介護の場合は「”親“の健康のこと」であり、「自身にとってはまだまだ先のこと」としか考えていないのが一般的です。
ところが、確かに「自身の“健康”のこと」ではなくても「自身の”人生“のこと」であるのが実態で、決して「まだまだ先のこと」ではありません。
そこで、「正直言えば、まだどこか他人事としか思えない」という方におすすめなのが、『ライフプランシミュレーション』です。
何を確認? | ① 横軸に年齢、縦軸に家族構成を表示 ② 収支のシミュレーションにより、特に支出が多くなる時期を確認 ③ 親の介護が発生する可能性がある時期を確認 |
こうした一覧表を前に、「介護者(担い手)はだれが?」および「費用負担者はだれが?」等についてシミュレーションしてみることで、自分ごと化が進みます。
段階1 おすすめのメニュー
上記②について、簡単にライフプランを作成できるメニューを紹介します。
なお、上記①および③の視点を加えた具体的なシミュレーションには、『My相談』による専門家(ファイナンシャルプランナー)の活用をおすすめします。
段階2:活用できる制度や支援を確認しているか?
「明日は我が身か?」と思っている方(段階①をクリアした方)でも、日々の生活に追われて「まだ」のようであれば、この機会にご確認ください。
何を確認? | ① 【公助】 公的介護保険サービスの内容 ② 【企助】 勤務先の福利厚生制度(休暇取得など)の内容 |
社会保障については、背景にある社会問題や国や自治体の財政問題について解説している記事もあるので、あわせてご確認ください。
また、勤務先の休暇制度等の確認は、介護離職問題を回避するためにも重要なポイントです。
段階2 おすすめのメニュー
公助・企助を確認される際のサポートメニューを紹介します。まずは、こちらの動画をご確認ください。
段階3:具体的な対策を講じているか?
「具体的に何を準備したか?」 既に手を打っている方に伺うと、その答えはこうです。
何を準備? | 「お金」と「心」 |
大変さを実感し制度や支援等も確認された方は、「経済的な選択」が打てる対策の違いに直結し、親(要介護者)子(介護者)双方の「人生の選択」に大きく影響することを認識されているようです。
まずは、親の公的年金や資産を確認し、望ましい対策(施設利用等)に応じた過不足をチェックします。不足がある場合は、対策を変更(在宅介護を覚悟等)するか、自身の経済的な余力を確認します。
参考までに、自身の人生を守るために生命保険を活用している方もいます。親を被保険者とした介護保険の契約者(保険料負担者)となりリスクヘッジするのもひとつの手段です。
介護が発生した後に強いられる毎月数万円の負担が10年、20年続く可能性があることを考えれば、それよりも低額な負担によって保障を得られるなら、といった考えによるものです。
段階3 おすすめのメニュー
具体的に生命保険の活用によるリスクヘッジをご検討される際は、こちらのサポートメニューを活用した“トータルバランス”のチェックをおすすめします。
もしかしたら、介護保険の保険料を捻出することができ、新たな負担の増加を回避できるかもしれません。
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